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【インタビュー】 czyli Toyokazu Mori poleca “Headache”

Trupa Trupaはポーランドの4人組ロック・バンドです。20 Jazz Funk Greatsが運営するUKのレーベル《 Blue Tapes》から2015年3月に新作CD/カセットをリリースします。

(注; 20 Jazz Funk GreatsはPitchforkのスピンオフサイトAltered Zonesの共同運営者)

【Q】メンバー紹介をお願いします。

【A】メンバーは左から(L→R)
Rafał Wojczal – keyboard, guitar
Grzegorz Kwiatkowski – guitar, vocal
Tomek Pawluczuk – drums
Wojciech Juchniewicz – bass, guitar, vocal
だよ。僕はGrzegorz。歌詞を書いてる。

【Q】貴方達が音楽で表現していることを教えて下さい。

【A】このバンドはある特別な美学を探求している。それは「悪」という現象だ。
The band applies a specific aesthetics to explore the phenomena of evil.

心をかき乱されるような詩的表現は、ハーモニーや心を昂ぶらせるメロディーといった対照的な音楽要素と関わっている。
The songs’ disturbing lyrical expression is very often laid over a contrasting musical composition made up of harmonies and uplifting melodies.

【Q】あなた方の音楽から私はVelvet UndergroundやJoy Division、My Bloody Valentine, Nirvana等をまず連想しましたが、どんな音楽に影響を受けましたか。

【A】もちろん、それらのバンドは大好きだよ!でも僕らはSonic YouthやFugazi、Fleet foxesにPopol Vuh、さらにSwans、当然だけどThe Beatlesといったさらに多くのバンドから影響されてるんだ!
Of course we very like these artists. But also: Sonic Youth, Fugazi, Fleet foxes, Popol Vuh, Swans, The Beatles.

僕らのスタイルはメンバーそれぞれの影響元やインスピレーションの合わさったケミストリーなんだ。60年代のサイケデリアからフォーク、コールド・ウェイヴ、ガレージ、ノイズ、色々だよ。
Our style is a meeting point somewhere between inspirations and influences of individual band’s members, ranging from 60’s psychodelia through folk, to cold wave, garage and noise.

『HEADACHE』というアルバムに、私は深く突き動かされた。最初に考えたのは、彼らの曲は”損なわれた魂”についてだということ。私にとってすごくなじみ深い概念。
彼らのサウンドは静かで同じテンポだけど、急に轟音で感動的になる。彼らはそうなる正当な理由を持っていると私は感じた。彼らは世界中の孤独な魂たちの代弁者たりうる。
Album “HEADACHE” moves me deeply.
My first idea for their songs is that it’s like “a story of lost souls”, very familiar with me.
Thier sounds are sometimes quiet and going same tempo, sometimes turn to be very loud and dramatic.They have a reason to be loud. and I like the way. Many bands are tend to be loud without reasons. They sing a soul of solitude people all over the world.

音楽を通した文化交流。
音楽が持つ、人と人、文化と文化をつなげる力を実感することが何度もあった。
日本カルチャーを紹介するポルトガルのサイト『ClubuOtaku』管理人は
いつか渋谷に住んでみたいと語った。
メキシコ市公営ラジオの日本文化紹介番組『Kinoko power』は
筋肉少女帯の曲名から名づけられたという。
日本在住英国人で『JAPAN TIMES』記者である
イアン・マーティンのブログに触発されて
やはり日本の音楽を紹介するオランダのサイト『Frontaal Naakt』
ポーランドの『beehype』はJ-POPを積極的に紹介している。
その『beehype』を通じてポーランドの4ピースTrupa Trupaを知った。

以下は彼らが送ってくれたプレス・リリース。

www.sync4.blogspot.jp

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